切り絵を始める前に……デザインナイフの持ち方・使い方

切り絵 始める前に必ず確認!デザインナイフの持ち方 切り絵

先日公開されたこちらの記事↓

これを見て、切り絵の道具は準備完了!それでは早速切ってみよう!
と、その前に!!

安全のため、完成度アップのため、デザインナイフ(デザインカッター、アートナイフ)の使い方をしっかり理解してから始めましょう!

デザインナイフの持ち方

デザインナイフは、通常のカッターより細く、曲線などの制御がしやすいという特徴がありますが、持ち方次第で、安全性、完成度が大きく変わります。
意識しておきたいことは、この2点です。

  1. 左右に傾けない。
  2. 手首全体をカッターマットになるべくつける。

順番に解説していきます!

左右に傾けない

これは、完成度に大きく関係する部分です。

まず、鉛筆を持つようにデザインナイフを持ちます。
しかしこのままでは、利き手側にデザインナイフが傾きますので、
指の形はそのままに、手首を少し回して軸が左右に傾かないようにします。

ただし、自分から見て傾いているかどうかの判断はなかなか難しいです。そこで……

  • 手の甲が上を向き、人差し指がデザインナイフを真上から押さえている。
  • 親指が紙・マットに近い。

この2点ができていたら、ほぼ傾いていないと言えます!

それでは、なぜ傾くと良くないのでしょうか。

デザインナイフが傾くと、紙の厚みの分、表面と裏面とで切れた部分にずれが生じてしまいます。
薄い紙ならそれでもあまり問題ないのですが、厚みのある紙を切る場合、このずれが完成度に大きく影響します。切ってできた穴が、図案よりも小さくなってしまい、細かな模様などの見栄えが悪くなってしまうこともあります。

また、刃の寿命にも影響します。
傾けると、刃にとって弱い向きに力がかかってしまい、刃先が折れたり欠けたりしやすくなります。

そのため、傾けずに持つ必要があるということです。

手首をカッターマットにつける

これは、手の大きさが人によって大きく異なるため、できればで良いです。

利き手の手首全体をカッターマットにつけておくことで、予定していたよりも長く切ってしまう、ということを防ぐことができます。
手首がストッパーの役割になるということですね。

また、手首を浮かせてしまうと、デザインナイフの軸がぐらつき、安定して刃を進めることが難しくなります。そのため、手首を浮かさず、カッターマットになるべくつけるようにすると、デザインナイフが明後日の方向に行きにくくなります!

切り進め方

奥から手前(自分の身体)に向かって切る、が基本の動きです。
その上で、どのように刃を進めていけば良いかを解説します。
まず、下の図をご覧ください。

デザインナイフの進行方向に対し、真横から見た図
  1. 切り始めは、デザインナイフを立てて、確実に切りたい線のスタート地点に刃先を刺す。
    (紙の裏までしっかり刺す。)
  2. 刃を進行方向に少し倒して、切り進める。(1と同じ力で進める。)
  3. 切りたい線の端に近づいたらデザインナイフを立てた状態で進める
    (少しだけ奥に倒すとさらに良い。)
  4. ゆっくりとデザインナイフを紙から離す。

立てる→少し倒す→立てる という流れですね。
しかし、最後の立てる部分は、実際にやってみると忘れてしまいがち。倒した状態のまま線の端に行ってしまい、そのまま紙からデザインナイフを離してしまうということがよく起こります。

なぜそれが良くないのでしょうか。

持ち方のポイント(左右に傾かないように持つ)と実は似たような理由です。
傾けたまま切り終えてしまうと、表面と裏面とで、切れている部分に差が出てしまいます。
そこで、両面のずれを小さくするために、最後に立てる必要があるのです。

デザインナイフを紙から離す前に、一度刃を少し奥に倒しておくと、さらにずれが小さくなります。

少し面倒に思う部分かもしれませんが、ここを徹底するだけで、完成度が飛躍的に上がります。
初心者の方も、慣れている方も、ぜひ意識していきたいところですね。

最後に

いかがでしたか?
デザインナイフの持ち方一つとっても、綺麗に仕上げるための工夫がたくさん隠れています。
今回紹介した内容は、あくまで基本中の基本なので、これから取り組んでいく中で、
さらに自分に合った工夫を見つけてみてくださいね。

もし、「こんな方法が良かった!」などという発見がありましたら、ぜひコメント欄で教えていただけますとありがたいです!切り絵好きの皆さんで共有していきましょう!!

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